学び続けないといけない現代…

最近よく学ぶことをやめてはいけない。と聞かないですか?なぜ学び続けないといけない時代なのか?1度考えたことがある方も多いはずです。
今回はこんな時代について、考察していきます。
なぜ学び続けないといけないのか?考察時間です!
目次
1. VUCAの激しい時代に生きる現代の私達

さあ、VUCAの激しい時代と出てきました。
VUCAとは何か?まずはそこについて記していきます。
1. VUCAとは???
ビジネスマン、また最近ビジネスについて少し興味を持ち始めた方なら
一度は見たことがある言葉だと思います。しかし、理解し、どんなも
のかイメージできる方はあまり多くないかもしれません。
元々は1990年代にアメリカの軍事領域いおいて用いられていた言葉で、
2010年頃から、経済界各所で『VUCAの時代がきた』といわれるよう
になりました。
VUCAとは、Volatility、Uncertainly、Complexity、Ambiguityの4つ
の言葉の頭文字をとった言葉です。
『ん???何その単語どういう意味だ?笑』
この言葉に触れた時に僕が感じたことです。意味や、イメージしやすい例を
挙げて、一つずつ解説していきたいと思います。
・Volatility(変動性)
格段に変化のスピードが速くなった現代は、消費者の価値観、ニーズが
多様化し、細分化されています。SNSの例では、2004年に日本で発足
した『mixi』、当時、利用していた方も多いんじゃないでしょうか?現在
のSNSは『Instagram』、『Facebook』、『Twitter』、『TikTok』など…
各サービスとも素晴らしい要素はありますが、見事に細分化されています
よね。
『LINE』の登場により、皆さんの連絡手段は大きく変わったのではない
ですか?お金の話をするなら、『仮想通貨』の登場でしょうか。
『ビットコイン』に振り回された方も、多くいらっしゃると思います。
このように、15年いや、10年、5年前では想像もできなかったよう
なサービス、環境が出てくるのが現代なのです。
・Uncertainly(不確実性)
政治、自然環境などにより、経済にさまざまな影響を及ぼされる。
長年、サピエンスが作り上げてきた政治統治システムや自然環境が
崩れてきているのでしょうか。2016年6月、イギリスのEU離脱、
アメリカのトランプ政権など、国同士での政治問題によって、株式
市場、為替市場が乱高下しやすい事態が起こっています。
企業レベルで考えてみると、大手の楽天が、モバイル市場に乗り出し
たりと、既存の事業とは全く違う事業へと踏み出していく場面が以前
より見られるようになったと感じています。
・Complexity(複雑性)
『Uncertainly』でも言ったことですが、楽天のモバイル事業のように、既存の
枠組みを超えた事業が増える中で個人、組織ともにビジネス課題や、業務
は高度化、複雑化しています。外資規制、税制改定など。
変化の例で言えば、アメリカ企業の『Airbnb』、『Uver』が馴染みのある企業
ではないでしょうか。『Airbnb』は使用していない部屋を、宿泊施設、民宿と
して貸し出そうよ!というサービスです。『Uver』は雇用形態ではないアプリ
利用者が、自家用車をタクシーとして、また飲食店のデリバリー配達を好きな
時間にバイトとして行えるものです。
今までにない革新的なサービスがどんどん出てきていて、それにともなって、
複雑性はましています。
・Ambiguity(曖昧性)
数年前なら成功した例が現在では、通用しない、ということがあります。
これはビジネスの世界ではずっとあることだと思いますが、そのスピード
が格段に速くなっています。高い技術レベル、ビジネス知識を1度獲得した
からといって、その先ずっと市場のニーズに応え続けることができるのか
曖昧であります。一昔前なら、HTML、CSSを使いホームページを作成する
ことができる人は重宝され、一生安泰だと言われていました。しかし今の
時代、『Wix』などのサイトでプログラミングの知識がない方であっても
手軽にホームページの作成をすることができます。このように、この先ず
っと安泰だ。と言えることがほとんどなくなっており、わずか数年先の
未来ですら予想することができない時代なのです。
軽くVUCAについて解説をしましたが、イメージできましたでしょうか。
- Volatility(変動性)
- Uncertainly(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
この4つですね。頭の片隅にしまっておいて損はないと思います。
さて、今の時代というのを考察したところで、果たしてサービス提供
者はどういうサービスを考えるべきなのか?これは今から、ビジネスを
始めたい方は考えてしまいますよね。そこもビジネスモデルを例にとって
考察していきたいと思います。
2. どんなサービスが流行っている?

新たな事業を起こそうと考えている方はどんなサービスが目新しいモノ
なのかを考える必要がありますよね。ここで前提にして考えなければい
けないことがありそれは、『現代にはアイデアが溢れかえって飽和して
いて、自分が思いついたアイデアはすでに他の人が思いついて実験して、
ねぶりつくされたモノである。自分がアイデアを思いついた時にそれを
同じように思いつく人は10000人いる。』常にこのことを考えなければ
なりません。
1. カスタマーサクセスを意識する
例えば、髪の毛を切る時に、ネットや口コミ(Instagramなど)を見て、
『今行っている店舗よりも、この店舗の方が安いしイイ感じにしてくれ
るんじゃね?!』と言ったように比較をされてしまうのが今です。
ここで次のことを意識するべきだと思うことを挙げてみます。
-
売れた価値よりも売った後の価値が大事
-
物を所有する時代から体験する時代へ
売れた価値よりも売った後の価値というのは後で解説するとして、
2つ目の所有時代から、体験時代へというところを考察します。

今、CDを買うことって無くなりましたよね?コレクターの方などは
別かもしれませんが、音楽を聞きたいという気持ちに対しての現代の
選択はほどんどの人が、『YouTube music』、『Apple music』を利用
して音楽をダウンロードしますよね。もう一つの例では、車です。
車の販売台数が伸び悩んでいる背景に『Uver』などのサービスにより
移動をできる車を売るより、移動そのものを売る方がいいんじゃない?
という感じです。
2. OTVからLTVへ
売れた価値よりも売った後の価値が大事と先ほど言いましたが、
そこについて考察していきましょう。そもそもOTVとLTVとは?
・OTVとはOne Time Valueの略で、モノを販売するまでが勝負
・LTVとはLife Time Valueの略で、モノを販売した後が勝負
先ほど言ったように、CDを買う人よりもApple musicで音楽を
聞きますよね。そこである法則を紹介します。
1:5の法則
新規顧客獲得コストは既存顧客獲得コストの5倍かかる。
と言われている法則です。
新規顧客の初回だけでは利益があんまり出ないよ〜ということです。
ここでLTVを意識するべき業種としてパッと思いつくのは、
『美容院』、『飲食店』、『エステサロン』こんな感じですかね。
例えば、ある美容院が新規顧客の集客に10万円を使うとします。
その効果で10人のお客さんが来てくださるとすると一人当たりに
かかった集客コストは一人当たり1万円になりますよね。客単価
1万円だとすると利益は…?0になってしまうのです。
なのでその集客方法をいくらしたところで、リピート率を上げるこ
とに目を向けないと事業は潰れてしまいますよね。
顧客の離脱率を下げることにコストかけようぜ!というイメージです。
・身近にあるものでは?
ダイエットの例では???
・入会金3万円!6ヶ月間
・契約なし!月々5000円
どちらが入りやすいですかね?僕は2つ目の方ですね。というか、
ほとんどの方がそうなんじゃないですかね。
これまでのビジネスでは入り口でお金をもらって、契約書を書い
てもらって…って手順多くないですか?!笑
最近では、スマホで名前とか住所を入力して、登録完了したら
すぐ使えるサービス多いですよね。いわゆる、『サブスク』ってやつです。
こんな感じで面白いことをやっている僕の大好きなビジネスマンの方がい
ます。
・竹花貴騎さん
元Google出身で現在は『Lim』というシステム販売会社を経営している方なの
ですが、そのほかにもさまざまな事業を営んでまして、美容院を作ったそうで
そのオープンの時に、『Instagram』で『美容院オープンします!1ヶ月間1円
でやります!』と発信、その後オープン月の予約が埋まったそうです。
つまりどういうことかと言うと、今は広告費ゼロでInstagramなどで拡散でき
ますよね、そこで集客して、入り口(この場合は料金)を低くしてまず店舗に
来てもらいます。その後のリピートに向けて、いろいろな策を考えた。
ということですね。本当に尊敬しています。
3. まとめ
はいまとめていきます。
まずお伝えしたのは現代はVUCAの激しい時代だということです。
おさらい↓
- Volatility(変動性)
- Uncertainly(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
これを頭においておくとだいぶ考え方変わりますよね。
そして↓
カスタマーサクセスを意識する
・売れた価値よりも売った後の価値が大事
・物を所有する時代から体験する時代へ
・OTVからLTVの意識をしていく
かなりざっくりですがこのことはしっかりと意識しておいた方が
いいでしょう。
こんな感じで当ブログでは僕がインプットした知識をアウトプット
していっております。また次回お時間ありましたら、読んでくださる
と大変嬉しいです!ご愛読ありがとうございました。
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