
学生時代に海外留学を諦めたのですが、社会人になって、また留学をしたいという熱が出てきた…いい制度はないのかな?
今回はこのような疑問にお答えしていきます。
結論を先に申し上げますが、社会人の方であっても、海外留学することは可能です。
留学は自費で行くのならば、いつでも行けますし、また場合によっては国が推奨している制度を利用すれば無料で海外留学を進めて行くことも可能です。
海外留学は滞在期間にもよりますが、まとまった費用がかかってしまうので、そこを奨学金でまかなえるというのはかなりアツいですよね!
本記事の内容
✔︎社会人は海外留学できない?結論は可能です!
✔︎社会人は海外留学できない?留学に踏み込めない方は…

それではさっそく本題へいってみましょう!
※記事の後半では海外留学に行かなくてもグローバルな人材になる方法を解説していきます。
社会人は海外留学できない?結論は可能です!

先述したとおり、社会人であっても海外留学することは可能です。
まずは社会人が海外留学する主な目的やメリット、デメリットについて解説をしていきます。順をおって見ていきましょう。

奨学金など利用してコスパ良く行くことも可能です。
社会人が海外留学に行く目的とは?
学生の方が行く海外留学とは主に、語学留学でしょう。
しかし、社会人の方が海外留学に行く目的は以下のようなことである場合がほとんどになるでしょう。
- 専門知識の向上
- キャリアに繋がるようなスキル習得
上記のような感じですね。
であるので、語学留学のようなわきあいあいな雰囲気というよりは、パリッと張り詰めた空気感で日々を過ごして行く感じになるかと。

何をしに行くのか明確なものがあった方が良いでしょう!
奨学金には2タイプがあります。
社会人の方が海外留学する際に利用できる奨学金には2パターンあります。以下のとおり。
- 返済の必要な『貸与型』
- 返済の扶養は『給付型』
上記の2パターンですね。

本記事では返済不要の『給付型』の奨学金について解説を進めていきますね。
社会人が海外留学するメリット、デメリット
まずは、海外留学するメリットから解説をしていきますね!
✔︎社会人が海外留学するメリット
- お金の不安を感じず勉強に専念できる
- 専門性の知識をつけていくのでキャリアップ可能
上記のとおり。
1番の嬉しいポイントとしましては、お金の不安を感じずに勉強に専念できるという点でしょう。
人気の留学先である、ヨーロッパやアメリカなどは日本よりも物価が高いことがあります。ですので、普段の感覚で買い物や外食などしてしまうと思っているよりも出費がかさんでしまいます。

出費がかさみすぎて、生活費に困りお金を稼ぐことに注力してしまっては本末転倒でしょう。
✔︎社会人が海外留学するデメリット
- 奨学金を受ける条件が厳しい
- 留学する場合は無職でないといけない
上記のとおり。
社会人が奨学金制度を利用して海外留学をする場合、難しいのが、奨学金を受ける基準が厳しいという点です。
例えばですが、大まかには以下のような基準があります。
- 最終学歴が大卒以上であること
- 基準値以上のTOEFLスコアを取得していること
- 現在無職であること
上記のとおり。
場合によっては、最終学歴の指定がない場合もあるので、高卒の方も可能性はあります。
また、日本で馴染みのあるTOEICではなく、TOEFLの指定スコアがあったりします。海外の方に馴染みのあるものでして、TOEICよりもより、難易度が高く、ネイティブ寄りのテストだったりします。

選考基準が厳しいというのが、難点であります…
※海外留学先を決めるのが難しい!という方は気になる国に1度旅行などで訪れると良いかと。
社会人必見!返済不要の奨学金制度を紹介
返済不要の『給付型』の奨学金制度をご紹介していきますね。

留学に行ってみたい方は要チェックですよ!
日本学生支援機構
公式ページはこちら➡︎日本学生支援機構HP
日本学生支援機構は大学進学の際に利用する奨学金として有名ですが、なんと、社会人留学の奨学金の支援もしております。
平成30年度は100人の採用と狭き門ではありますが、学位取得目的は修士なら35歳未満、博士なら40歳未満と若い方以外も利用できる可能性があるのが魅力です。
2〜3年の期間、受給期間はあり、授業料は上限250万円まで支給されます。
エスラムス・プラス
公式サイトはこちら➡︎エスエムプラスHP
外国政府・関係機関等が直接募集する政府奨学金です。 外国政府が募集していますが、日本人も該当します。
年齢制限は明記されていませんが、必要な最終学歴が国内外の大学等の高等教育機関で「学士」の学位を取得している人というのは、厳しい条件とも言えます。
支給上限としては25000EURです(日本円でおよそ300万円くらい)。
米国大学スカラーシップ協会 一般奨学金とスポーツ奨学金
公式サイトはこちら➡︎米国大学スカラーシップ協会HP
米国の大学から奨学金を受け取り、アメリカで学力向上を目指すプログラムです 。
南米や欧州を中心とした10000人以上の学生を奨学金として常に支援しております。 社会人であってもこの奨学金を受けることができるので、魅力のプログラム。
年間の授業料、滞在費、食費の50%以上が支給されます。
一押しのポイントとしましては以下のとおり。
- 高校3年生の学生(現在海外の高校に在籍中の日本人でも対象)
- 高校卒業者(現在、社会人、専門学生、無職の人、海外に在住の日本人でも対象)
- 大学生(アメリカの大学に編入が可能な大学生。 現在アメリカの大学を含む海外の大学に在学中の方も参加可能)25歳まで
- 大学卒業者 25歳まで(現在、社会人、専門学生、無職の人、海外に在住の日本人でも対象)
必要な言語能力も特に明記がないので、アメリカ留学に興味のある方はHPを覗いてみてください。
>>>米国大学スカラーシップ協会はこちらから。

上記の3つは頭の片隅に置いておくと良いでしょう!
紹介した他にも上記のような奨学金制度を推奨しているサイトはたくさんあります。
自分の目指す留学先にあった奨学金があるならそれは最高ですよね。

社会人でも利用できる奨学金制度は要チェックですよ!
社会人は海外留学できない?留学に踏み込めないという方は

ここまで、社会人の方も利用できる奨学金制度のメリット、デメリットやおすすめの『給付型奨学金制度』をご紹介してきました。
とはいえ、『海外留学は…』と中々一歩踏み出せない方は多いかと。
費用だったり、時間だったりと様々なしがらみが存在するのは事実ですからね。

留学の他にも方法はありますからね!
海外インターンという手もある
インターンシップとは、「外資系企業で働きたい」「国際舞台で活躍したい」「英語を使って仕事がしたい」「就職活動に活かしたい」という学生や、「これまでのキャリアを海外で活かしたい」「自分の活動の場を海外に広げたい」「転職活動に活かしたい」という社会人の方を企業が受け入れるというもの。
✔︎参加条件は
国と参加期間、企業の募集内容により、高い英語力と職務経歴が求められるインターンシップもあれば、英語力や職務経歴を問わずどなたでも参加することができるインターンシップまで様々。
インターンの期間としましては、2週間という短いものから、最長で18ヶ月という長期のものまで様々あります。
✔︎インターンシップ後の進路は
その受け入れ先の企業に正社員として、入社する方もいらっしゃいますし、そのインターンの経験を活かして、就職活動時にアピールをしていくという方もいらっしゃいます。
海外留学に行かずにグローバルな人材になる方法
先述したとおりの、海外インターンに行くという手。留学よりも、費用がかからないというメリットがあります。
しかし、社会人の方が1番抱える悩みとしましては『時間を確保できない』ということではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、『英会話をマスターする』という打ち手です。
今は、オンラインで完結できる英会話教室や英会話スクールはたくさんあります。時間のない方であっても1日5~30分ほどで取り組める授業などたくさんあるので継続がしやすいというのが嬉しいポイント。
英会話の方法につきましては、下記記事でまとめてありますのであわせてご覧ください。

英会話は初めてみると楽しく継続できたりしますよ!
社会人は海外留学できない?返済不要の奨学金制度 まとめ
今回は社会人でも留学することは可能なのか?ということについて解説をしてきました。
ポイントを以下にまとめておきます。
- 奨学金には『貸与型』と『給付型』がある
- 参加条件が厳しいこともある
- 自分の気になる国にそんな制度があるのか要チェック
- 留学資金が厳しいなら海外インターンも
- 留学、インターンどちらも英語が必要。
- 自分から進んで英語を学んでいきましょう!
こんな感じですね。
給付型の奨学金で、費用を抑えつつ留学できるならそれは嬉しいことですよね。
ぜひ1度ご紹介した奨学金制度のHPを見ながら応募を検討してみましょう!加えて大切なのが留学前にしっかりと英語力を鍛えておくことです。自分から進んで学んでいきましょう!
今回は以上です!

ありがとうございました。
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